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80年代末期、ISUZUは第28回東京モーターショーに1台のコンセプトスポーツカーを出展した。これがその4200Rコンセプトである。
流麗なスタイルもさることながら、V8 4.2リッターエンジン、ロータスとの共同開発のアクティブサスペンションによる高い操縦安定性と快適な乗り心地、MRでありながら2by2を実現していた。
しかしISUZUはSUVメーカーに舵を切ってしまい4200Rはコンセプトのまま役目を終えて解体された。
それから20年、グランツーリスモを通じて4200Rが蘇ることとなった。
その性能は最高出力294ps/6000rpm、最大トルク42kgfm/4000rpm、車重1500kgであり少々重いように感じられるがアクティブサスペンションの恩恵で非常に安定した走りを楽しむことが出来る。
販売されていればほぼ確実に日本の車の歴史を変えたであろう車であることは間違いない。